このブログは私が“気くばり”について思うことを自由に述べているものになります。
決して指南書のつもりで書いているわけではありません。
というのも、私はそれが苦手です。
おもてなし
この言葉はたくさんの場所でたくさんの方が使われています。
そして日本は本当におもてなしの国だと心底思います。
ただ、いかがでしょうか?
おもてなしについて語れる人って少なくないでしょうか。
ましてや定義づけなどをしてその中で語らないと幅広すぎて、正解不正解もその人によって変わる。
こんな広い定義のおもてなしを語るには私はまだまだひよっこなのです。
ではいつになれば語れるのでしょうか。
これも答えが出ないのです。
年齢を重ねるにつれていろいろなことを学び知識が増えてくるとあらためて、若かりし頃意気揚々と語っていたことや知っているつもりでお話していたことが、実はとっても恥ずかしいことで己を知らないからこそ言えたのだということもたくさん出てくるわけです。
芸事の師匠は常にそのまた師匠にお稽古をつけてもらっています。
そのぐらい伝統というのは終わりがないので、もちろんおもてなしにもレベルや終わりはないのです。
でも今の自分が学んでいることを後世に伝えていけばそれで特に問題はありません。
タカラジェンヌは退団後、バレエ教室やタカラジェンヌになるためのスクールを開講したりと、人に教えるチャンスが多々あります。
私は宝塚音楽学校でのバレエの成績は比較的良い方で、舞踊祭ではソリストなどをいただける状態でした。
40人中上位10名と下位10名に課外授業が割り当てられます。
私は上位10名のクラスに入っていたので、授業が終わった後さらに上達するための特別レッスンがあります。
特に問題なく踊れるレベルではあったのですが、入学前に通っていたバレエ学校での自分の実力ではバレリーナは難しいと思っていましたし、上には上手な方がたくさんいらっしゃいました。
だから退団後も私がバレエ教室を開くなど、恩師が聞いたら怒られるのでは?と思うほど、自信がなく教えることができませんでした。
今から思えば、そんなに固く考えることもなかったかな・・・とは思います。
教えてこそ学びになったかもしれないと今では思っています。
芸事に終わりがないのと同じで、人に教えるのもある程度の知識で「教えていいですよ」という資格はあっても、あとはそれをどう教えるかはその人次第で、更なる勉強をしてくださいねという意味の資格が多いような気がします。
資格を取ったからもう明日からあなたは一人前ということはありません。
その資格を活かしてさらに精進するということが求められるので、こうやって発信していくことで私自身も学びにしていこうと思っています。
時代は変わり、いろんなことがどんどん変化していきます。
昔は携帯電話などみんなが持っていなかった時代から今や、スマホでなんでもできてしまう時代。
インスタグラムやツイッターで人事採用など考えられないことでした。
新しきことを恐れていては何もできません。
古き良き伝統を守りつつ、近代的な波に乗ることこそ大切な今の時代です。
そう考えると、気くばりってはやりすたりがないような気がしませんか?
この気くばりは流行おくれ・・・なんて今まで思ったことが一度もありません。
この新しい時代だからこそ、昔から日本人が大切にしている気くばりや、おもてなしをしっかりと身につけることが重要になってくるのです。
気くばりは人によってとらえ方や感じ方が違いますから、ときにはどうしていいかわからなくなる時もあると思います。
だから私は、シンプルに自分が思う相手への気づかいができればいいのではないか?と思います。
気くばり美人は愛され美人です。
女性にとって一番大切なこと、“愛される”ということ。
いえ、男女と問わず誰しも人から愛されたいと思っているはずです。
もし愛されることに興味がない人がいたとしたら
過去に何かトラウマがあった
愛されるという喜びを知らない
どちらかではないでしょうか。
いずれにしても人から愛されるという喜び、そしてそれがどんなに幸せなことかがわかれば、最終的には人から愛されたいと思うと思います。
世の中には愛を知らない人もたくさんいます。
愛だと信じていたのにそれが実は違っていたなんてこともあるかもしれません。
これもまた大切な人を思う気持ちがあるからこその感情ですね。
おもてなし、気くばり、愛
なんだかいい感じの言葉が出てきました。
今日もこの気持ちを大切に相手を思いやる気持ちを持ちたいものです。
本日もお読みいただきありがとうございました。
また次回のブログでお会いしましょう♪