ライバルがいないとやる気が出ない人におすすめの方法

愛され気くばり美人道

 

タカラジェンヌでなくとも何においても同級生・同期は一番の味方でもありよきライバルでもあります。

同期がいい役をもらったら嬉しい反面とっても悔しいことだってあります。

でも最終的には陰からそっと見守り、改善した方がいいところがあれば教えあったりするので、タカラジェンヌは芸能界でも「清く 正しく 美しく」なのかもしれません。

 

宝塚歌劇団を退団後、様々なお仕事をしてきて感じたことの一つにこんなことがあります。

それは、良きライバルがいなくなってしまうということです。

 

誰かと比べてショックを受けたりしてしまう時期があるうちは、まだ自分の成長を確認できるのでよかったなあと思うことがありました。

 

社会に出て仕事をして、役職がつくようになると責任感も増え部下をまとめる立場になります。

そして上に立つものとして社員に弱音を吐くことができなくなります。

同期だと泣き言・愚痴・不満などを相談したり会社のこういうところが改善されたらなぁなど言いたい放題言えますが、役職者や特に経営者メンバーになるとそうも言ってられません。

 

見えない敵と戦う

周りを見たらライバルがいない・・・。

 

気が付けば一人でこの仕事を任されている・・・

 

そんなこともあるかもしれません。

 

今自分がしていることは、

方向性があっているのか、間違っているのか?

成果がでているのかそうでないのか?

トレンドに沿っているのか、時代遅れなのか?

 

自由に独立して行っている場合はこういったことを指摘してくれる場がありません。

数字で見るしかないのですが、場合によっては数字で測れるものがないかもしれません。

 

私はそんな時、見えないライバルを作ります

もし今、私よりこの仕事に適した実力のある人が入ってきて、私が苦労して行ったことが簡単にできてしまったとき、数字をぐんとあげたとき、自分はどう思うのか?

 

私、いらない?

 

私、いままで何してきたんだろ?

 

きっとその時から一生懸命頑張ってももう遅くて、その仕事はきっとそのライバルが優先されます。

必要のない人材にお金を払うほど余裕のある企業はそうそうないと思います。

 

今もしそのライバルが現れたとしたら?と仮定すると今自分がしなくてはならないことがわかってきます。

私はこういうときは、調べ尽くすことにしています。

そして、私の見えないライバルや見えない敵と戦うことにしています。笑

 

この話を友人にしたところ、どこまでストイック???

 

と言われたことがありますが、どうやらそういう自分を追い込む環境を作らないと安心できない体質になっているようですね。

常に何かと戦う気持ち。

 

一時期、そんなに頑張らなくてもいいんじゃないかな?

 

そんなことを思う気持ちもありました。

でも最終的にはやはり宝塚歌劇団での厳しい極限に立ち向かうあの感覚がライトとともに忘れられないのかもしれません。

 

ライバルがいる生活。

注意してくれる人がいる生活。

これらはなくなってみて始めてわかります。

私には私という強敵のライバルがいますので大丈夫ですが、胃の中の蛙になってしまっては成長がすべて止まってしまいますね。

成長が止まるって本当に怖いこと。

常に成長し続けたいものです。

 

この考え、この人生の歩み方がいいのか悪いのか?

すべてはこの人間界での修行が終わり永遠の眠りにつくころにわかるような気がします。

まだまだ先の話ですが、後悔しないように一分一秒を惜しんで大切に過ごしたいなと思います。

 

おまけ

今日はなんだかおばあちゃんの人生論みたいな結びになってしまいました。笑

久々にガラスの仮面ネタです。そして長くなります。

主人公北島マヤが、ある小劇団に入って旅役者として全国を回るシーン(ちょっとうろ覚えですが)があるのですが、その時によぼよぼのおばあちゃんがそのバスに乗り合わせているシーンがあります。

あの人は一体何の役割をする人かしら?

マヤは本人とお話をします。

 

私は女優よ

 

しわくちゃのおばあちゃんはそう答えます。

 

私はこのシーンが好きで、いくつになっても女優と言えるその心が好きなのです。

 

宝塚歌劇団は華やかな場所で、だれもがスターを目指して挑戦するところです。

若いころはスターになりたいと思いますし、退団しても美しい役をしたいと思ってしまいます。

正直私は汚れ役だったり年齢のいった役はそういった年齢になってからでいいから今は若くてかわいい役を演じたい!いつもそう思っていました。

そしてどうやったら自分という人が売れるのか?ばかりを考えていた気がします。

 

退団後しばらくして、私は女優という仕事はやはり素敵な仕事だなと思うようになり、いくつになってもできる仕事かもしれないと思っています。

 

アジアの女優は美しさが命だと思いますが、海外の女優はそこそこお肌がきれいでなくてもしわがあっても太っていてもそれはそれで個性として認められるところもあります。

外見だけではない、このおばあちゃんの女優魂。

これは、とってもかっこいい生き方だと私は思いました。

 

今日は完全に私のオピニオンブログになってしまいました。

 

本日もありがとうございました。また明日のブログでお会いしましょう。

 

 

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