気持ちは手書きの手紙で伝えよう

 

このシーズンは卒業式やお別れ会、退職や異動など様々なイベントがあります。

私も専門学校勤務をしているので、卒業していく学生を見送ります。

 

先日私がかかわっているクラブ活動の学生のお別れ会をしました。

コロナ禍でなかなかイベントができない年代でしたが、この活動だけは成功させようとショーやコンセプト写真撮影などいろいろなイベントと思い出を作れるようにし、賞もいただくことができました。

 

後輩から先輩へお別れ会を開催したいということで、セッティングしスケジュールなども考えてもらいました。

ハタチそこらのかわいいお年頃なので、ほんのちょっとした遊びでも楽しんでくれて有意義な時間となりました。

大人の階段を上り始めたころです。

 

私のハタチは初舞台の翌年。

この頃って必死だったのであまり覚えてはいませんが、いろんなものに興味がわき、いいものを少しずつ知って常にほしいものがたくさんありました。

 

お別れ会の最後にプレゼントと手書きのメッセージをもらいました。

 

大人になると手書きのメッセージを書く機会が少なくなり、思いを文章で伝えるというのが苦手な大人もいます。

会社の送別会に用意する色紙にはありきたりなことしか書かない。

定番のメッセージとなります。

 

彼女たちのメッセージはそうではなくて、本当に自分の思いをシンプルに書いてくれました。

 

先生大好きです!

 

と書いてくれたことがとてもうれしくて何度も読み返しました。

シンプルにこの言葉を発せられる素直さに感動!

 

教育の立場では時に厳しく指導することもありますが、私の今回の立ち位置は少しやわらかめだったのでそれもよかったのかもしれません。

宝塚時代、細かく厳しく指導された先輩をそんなに好きではありませんでした。

でも退団して感謝するのはやさしい人より厳しく指導してくれた先輩のことが印象に残っています。

社会に出て、あのときのあの言葉・・・と思い返すこともあります。

いずれわかるときがくる。

そう思って、伝え続けることが大事なのです。

 

とはいえ、人は嫌われたくない生き物ですから、できる限りみんなに愛されたいと思うのが心情です。

 

愛されるしかり方・・・

これもそのうち書き記さなければならないですね。

 

どんなに厳しい先生でも愛されるし、優しくみんなのことを思って接してくれていると思っていても、なんの記憶にも残らない先生もいます。

 

できれば指導する立場の人間は、愛情を持った厳しさでありたいものです。

 

 

あらためて、手書きで自分の思いを伝えるというのは大事だということがよくわかりました。

心に思っていないことではなく、日ごろから感謝してその人を見ていればわかります。

印象に残っていること、それらをしっかりと伝えられたら最高ですね。

テンプレートなど使わずに自分の言葉で。

 

そんな気持ちを大切にしていこうと思った一日でした。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

ではまた次回のブログでお会いしましょう♪

 

 

 

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