宝塚歌劇団に伝わる教え“ブスの25箇条”の最初の方に“おいしいと言わない”というのがあり、そちらの記事でもお伝えしましたが、おいしい!と言えるものを食べることも非常に重要です。
世の中にはとっても美味しいものがたくさん。
みんなが認めるおいしさもあれば、人によっておいしいと感じるポイントやものは全然違いますよね。
日ごろからおいしいものを食べて舌を鍛える
私はお野菜のうまみも好きですし、ハイカロリーなコース料理、和食、そしてワインのおつまみからファストフードと呼ばれるジャンクフード、スナック菓子などあらゆるものを口にします。
断食やダイエットをした後は、濃厚なクリーム系のものや油もの、そしてジャンクフードは受け付けなくなり、野菜本来が持つおいしさや体にいいたんぱく質などを欲します。
逆に生活が乱れているときは、こってりしたものやジャンクフード、チョコレートやアイスクリームなど絶対に夜中に食べるとNGとされているポテトチップスとドーナツなどが食べたくなります。
ただ太るだけはなく、健康にもよくありませんね。
でも毎日ではなく、たまにだったらこれらもちょっとした楽しみになるので問題はありません。
食べたいときは体が欲しているのだと思って食べることはあります。
とにかくいろんな味を知ることが重要ですね。
精神面が大きく影響
私はストレスがたまったとき、悲しいとき、むなしいときなど心にぽか~んと穴が開いたような気分になったときにスイーツやこれらのジャンクフードを食べたくなります。
何か小さいころに寂しさを甘いもので埋めたことがあるのかもしれません。
心理学的にはアンカーと言って、自分が受けた何かの衝撃の時にあったものを同時記憶します。
例えば、私はお酒は何でも好きですし、比較的強いのですがビールだけ飲むことができません。
乾杯ですら、別のお酒にします。
これはうっすら記憶しているのですが、ビールが出ている席であんまりいい思いを抱いておらず、そのときのビールのにおいが同時に記憶されてしまったのです。
ビールを見ると、いい思い出がない=しあわせな気持ちになれない
ということで、私の中でビールはおいしいものには入らなくなっているのです。
学校の給食の時間にどうしても食べられないものを無理やり食べさせられた記憶がある人などは野菜が食べられなくなったというのがいい例ですね。
いいものがわかる味覚を持つ
普段からいいものや、心からおいしい!とも思えるものを食べることで味覚が鍛えられます。
私のお気に入りのワインバーはマスターが最強で、びっくりするほどおいしいものを出してくれます。
トマトとモッツアレラチーズのカプレーゼなんてどこも違いがないと思うかもしれませんが、こんなにシンプルなものがなぜここまでおいしくなるのか?というほどのおいしさがあります。
マスターの作るお料理はどうしてこんなにおいしいの?
と聞くと、愛情が違うからだよ、と言われます。
お客様がこれを食べて「おいしい!」と満面の喜びを表す顔を想像して作るからだといつも笑顔で言ってくれます。
お料理を作る人は、お客様の喜ぶ顔が見たくて料理人になっているのです。
ありがとう!おいしかった!と言われる時の喜び。
これが真髄だと思います。
そんな気持ちを込めて作ってくださったおいしい料理が本当においしい!と思える時のオーラってHappyでしかないと思うんですよね。
おいしさは共有したくなる
このおいしい味覚がわかると、ほかのお店では食べられなくなります。
おいしいものを出すお店というのは必ずリピートするお客様がいて人気のお店になります。
人はおいしければ必ずまた行きますので、集客しなくても予約でいっぱいのお店になります。
人はおいしいものや新たな発見は人に話したくなります。
そんなお店をたくさん知っていると、接待やお祝いなどで知人や友人に喜んでもらえる機会が増えますね。
美味しいものを知らないと、まずいものも分かりません。
毎日の食事ですから、できる限りおいしくて体が喜ぶものを取り込みたいものです。
あなたの行きつけはいくつありますか?
大事な場面ですっとエスコートできるお店が持ち札としてあると、お相手に対してのスマートな気くばりができますよね。
いいものを知ると同時に、美味しいものを知る
これも、日常に加えたい習慣です。
本日もお読みいただきありがとうございました。
今年最後の大仕事が私には残っています。
それを終えたら友人との会食。
どちらも楽しみなイベントです。
良いクリスマスをお迎えくださいね!!
それではまた次回のブログでお会いしましょう♪